カードローンはフリーター・パート・アルバイトでも借りられる?

カードローンはフリーター・パート・アルバイトでも借りられる?

フリーターでも借りられる?

フリーター・パート・アルバイトでもカードローンを借りられる?

カードローンは審査がつきものであり、申し込んだとしても審査で落とされてしまうのではないか、と思っている方も少なくありません。また、ご自身でカードローン審査が通らないと思う理由として、勤務形態が正社員ではないことを挙げる方もいます。

実際に、フリーター・パート・アルバイトといった勤務形態の方が、カードローンを利用することは可能なのでしょうか。

今回は、フリーター・パート・アルバイトの方におすすめのカードローンや、審査に通りやすくするためのコツ、審査に落ちてしまうケースや注意事項などについてご紹介します。

フリーター・パート・アルバイトでもカードローンは利用できる?

フリーターでもカードローンは利用できる?

フリーター・パート・アルバイトの方は、カードローンを利用することができるのでしょうか。結論から申し上げますと、カードローンの利用は可能です。多くのカードローン会社では、勤務形態によって申し込みを断ることはありません。安定した収入があればカードローンを利用できます。

カードローンは大きく分けると、銀行カードローン、消費者金融カードローン、信販カードローン、流通カードローンの4つに分類されます。これらのカードローンのうち、審査が厳しいといわれているのが銀行カードローンです。フリーター・パート・アルバイトの方が銀行カードローンを利用できないというわけではありませんが、他のカードローンと比べてやや審査に通りにくいといえるでしょう。

カードローンの総量規制について押さえておこう

では、銀行カードローン以外のものであれば、審査は通りやすいのでしょうか。もちろん、相対的には審査に通りやすいのは事実です。しかし、ここで注意しなければならないことは、消費者金融カードローン、信販カードローン、流通カードローンは、貸金業法の規制を受けるという点です。

貸金業法には、「年収の3分の1以上の貸し付けをしてはならない」という規定(総量規制)がありますので、利用限度額が法的に規制されていることになります。例えば、年収が300万円の方なら、カードローンの最大上限額は100万円、年収が500万円の方なら、カードローンの最大上限額は約166万円となります(もちろん、実際の利用限度額は各カードローン会社が審査によって設定しますので、これより低い金額になることもあります)。

したがって、無職で収入のない方の場合、「0円×1/3=0円」という計算になりますので、総量規制で借り入れができないことになるのです。

フリーター・パート・アルバイトの方におすすめのカードローンは?

フリーター・パート・アルバイトの方におすすめのカードローンには、どのようなものがあるのでしょうか。カードローン商品にもそれぞれ特徴がありますが、以下のようなポイントを重視してください。

初回無利息期間付きのカードローン

消費者金融カードローンでよく行われているキャンペーンにおいて、「初回契約後30日間は無利息」でカードローンが利用できる、という商品です。カードローンの利息は極力払いたくない、というのは誰しも思うことでしょう。その利用者のニーズを満たした商品が、初回無利息期間付きのカードローンです。

審査が早いカードローン

審査が早いカードローン

審査が不安だという方にとって、結果が出るまでに時間がかかるというのは心理的にも負担になります。即日融資を希望していないとしても、審査は早いに越したことはありません。

この点でも、消費者金融カードローンは優れています。申し込みから審査完了まで最短30分、そのまま契約手続きを進めても60分で完了するケースがあります。業者によってはホームページ上で1秒診断など、カードローン審査の簡易診断ができる場合もあります。もちろん、簡易診断で確実な答えが出るわけではありませんが、カードローンの申し込みをする前の目安になります。

手数料無料で利用できるカードローン

手数料無料で利用できるカードローン

カードローンの利用においては、金利も大切です。金利が高いか安いかは利用者にとって重要な要素になります。しかし、借入金額が少なかったり、借入期間が短かったりすると、金利の差に大幅な開きがないことも事実です。

例えば、10万円を1週間だけ借りた場合、金利15%と18%ではそれぞれの利息が287円と345円になり、58円の差しかありません。利用方法によっては、負担になると言い切れない数字ではないでしょうか。

一方、ついつい見落としがちなのが手数料です。手数料は借り入れするときも返済するときも、その都度手数料を取られます。先ほどの例で、返済に216円の手数料を取られたとしたら、利息よりも負担が大きくなってしまいます。また、仮に返済が60回にわたるとして、1回216円の手数料を払うと手数料の総額は1万2,960円にもなります。1回あたりの負担は大したことがなくても、チリも積もれば山となるのです。

業者によって手数料がかかる借り入れ、返済方法もあれば、手数料がかからない借り入れ、返済方法もあります。ご自身の利便性や利用スタイルに合った方法で、かつ手数料を取られないようなカードローンを選択してください。

フリーター・パート・アルバイトの方がカードローン審査に通りやすくする方法は?

フリーター・パート・アルバイトの方がカードローンの審査に通りやすくするには、どのような点に気を付ければ良いのでしょうか。以下に、審査に通りやすくするポイントをご紹介します。

カードローンの借入額の設定は少額から

総量規制の説明で、借入限度額は年収の3分の1までとお伝えしました。年収300万円の場合は、100万円まで申し込んでも大丈夫という計算ですが、総量規制はあくまでも法的な上限です。実際の利用限度額は、各カードローン会社が独自に審査をして決めるもので、正社員であっても最初から限度額いっぱいの利用枠を確保できるかは分かりません。

ましてや、フリーター・パート・アルバイトの方は正社員より審査上不利な点が多いので、限度額ギリギリまでの利用は難しいでしょう。したがって、総量規制の基準があったとしても、始めは30万円~50万円の枠からスタートする方が無難です。取引を繰り返すうちに、信用が増して増額できる可能性もありますので、まずは少額の利用枠を確保するようにしてください。

カードローン申込時の勤続年数は長い方が有利

カードローン申込時の勤続年数は長い方が有利

フリーターなどで複数の仕事を掛け持ちしている場合、勤続年数の長いものを主たる仕事として申告すると良いでしょう。その上で、副業の収入も合わせて審査してもらうのがベターです。インターネット申し込みなどで複数の仕事を申告する欄がない場合は、備考欄に記入するか、電話して追加情報として伝えておく方法もあります。

現在のカードローン借り入れを整理する

すでに他社で借り入れがある場合は、借入残高を減らしておくことで限度額が増やせる可能性もあります。「そんな余裕があったら新たなカードローンの申し込みなんかしない」という状況の方もいるかもしれませんが、借入先の数を減らすだけでも印象は変わるはずです。特に、3~4社以上から借りている方は、できるだけ借入先を減らすように工夫してみましょう。

一度に複数社のカードローンに申し込まない

カードローンの審査では、必ず申込者の個人信用情報が確認され、審査の際にカードローン会社が信用情報を照会した記録も残ります。同時期に複数のカードローン会社が信用情報を確認していると、複数社から借りなければならないほどお金に困っているのか、と判断されてしまうかもしれません。同時期に多額のお金が必要などの特別な理由がない場合は、カードローンは1社ずつ申し込みするようにした方が良いでしょう。

フリーター・パート・アルバイトの方がカードローン審査に落ちるケースは?

今度は反対に、カードローンの審査に落ちる可能性のあるケースを見てみましょう。ご自身が以下のような状況に当てはまらないか、チェックしてください。

あなたの信用情報は大丈夫?

あなたの信用情報は大丈夫?

先ほどお伝えした通り、カードローンの審査では必ず、申込者の個人信用情報が確認されます。個人信用情報は、個人信用情報機関に登録された情報です。本人を特定するための情報の他、他社での借り入れや返済、滞納の状況、履歴、金融事故に関連することなどが記録されています。

過去に延滞したことがあったり、債務整理を行ったことがあったりする場合は、その情報をもとにカードローン会社が審査の判断をします。「支払日を忘れて数日遅れたことが一度ある」という程度なら、大丈夫と判断されるかもしれません。しかし、何度も延滞を繰り返していたり、長期にわたって延滞していたりすると、カードローン審査での印象は悪くなるでしょう。

特に、債務整理を行った直後は審査に通りにくく、融資の制限期限が過ぎるまで審査落ちしてしまうかもしれません。その期間は5~10年ほどといわれています。ただし、融資の制限期限はカードローン会社が個別に判断しますので、具体的に何年になるかという線引きは難しいところです。

すでに他社でカードローン借り入れがある場合

仮に年収が90万円とすれば、30万円までは総量規制の範囲内と考えられます。しかし、すでに他社から20万円の借り入れをしていて、新たなカードローンに申し込みをすると、最大でも10万円までしか借りられません。

また、他社から30万円の満額借り入れをしている状態だと、新たなカードローン会社においては余力がないと判断され、審査落ちしてしまいます。このように、総量規制は1社ごとに判断されるのではなく、トータルの金額で判断されます。カードローンの申し込み前には、ご自身の借入残高を確認すると良いでしょう。

カードローンの申告で嘘をついたら

カードローンの申告で嘘をついたら

少しでも限度額を増やしたい、絶対に審査に通りたいと思う気持ちは誰しも持っています。だからといって、年収や勤続年数を偽ったり、他社からの借り入れを申告しなかったりする行為は厳禁です。カードローンの申し込み内容に不自然な点があれば、カードローン会社も細かく調査します。そこで万が一、申告情報に嘘が発覚すればカードローンの審査も通りません。

審査を通るためにしたことが完全に裏目に出てしまうのです。ささいな情報に関しても嘘をつかずに、正直な申告でカードローン審査に挑むようにしてください。

フリーター・パート・アルバイトがカードローンを利用する際の注意点

最後に、フリーター・パート・アルバイトの方がカードローンを利用するときに、注意すべきポイントをご紹介します。

カードローンの借入額は必要最小限に

カードローンの借入額は必要最小限に

カードローンの審査に通ると、利用枠が与えられます。利用枠があるとギリギリまで借りてしまいがちですが、必要な金額だけを計画的に借りてください。カードローンは便利なものですが、無計画な利用はご自身を破滅へと追いやる恐れもあるため、無理のないようにしましょう。

必ずカードローンの返済額を確認する

借入額を必要最小限に抑えると同時に、返済額を事前にチェックすることも大切です。カードローンは、借入額に応じて返済額が設定されています。毎月の返済に充てられる金額が5,000円と仮定すると、5,000円ずつの返済で借りられる金額がご自身の「借りても良い金額」です。借りたのは良いけど返せない、という状況に陥らないためにも、返済額のチェックは必ず行いましょう。

そのカードローンの借り入れはバレても大丈夫?

カードローンの利用は、あまり人に知られたい情報ではありません。もし家族や友人、知人にカードローンを利用していることを知られたくないのであれば、注意が必要です。

カードローン会社から送られてきた郵送物や、本人確認の電話連絡、ローンカードや利用明細の置きっぱなしなどに気を付けましょう

フリーター・パート・アルバイトでもカードローンを借りられる!

今回は、フリーター・パート・アルバイトの方が、カードローンを利用する際の注意点などについてご紹介しました。

特に心配されるのは審査に関する情報でしょう。しかし、フリーター・パート・アルバイトの方でも、安定した収入があればカードローンの利用は可能です。「カードローン審査に通りやすくする方法は?」や「カードローン審査に落ちるケースは?」の項をしっかりご確認ください。審査においては事前準備をきっちりすることと、嘘をつかないことが大前提です。そして「数撃てば当たる」ではなく、1社ずつ挑戦する方がかえって通りやすい点にも注意が必要です。

また、無事審査を通過した後の利用に関しても、決して無計画に借りたり、遊興費などで浪費したりしてはなりません。借入額や返済額について、事前によく計画を練った上でカードローンを利用するようにしましょう。

田中 裕晃
田中 裕晃

CFP®・1級ファイナンシャル・プランニング技能士/公認不動産コンサルティングマスター/宅地建物取引士/マンション管理士/ 住宅ローンアドバイザー/賃貸不動産経営管理士 他
日本FP協会主催「くらしとお金のFP相談室」で平成29年度相談員担当

大手賃貸仲介業者に就職し、新人賞獲得。店長職を経験後、売買仲介業者として独立。不動産業を営む傍ら、ファイナンシャルプランナーとしても活動中。

住宅の取得やそれに付随するライフプランニングの設計、資産の組み換え、不動産投資、相続対策などに関しての相談業務を行っている。

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