また審査落ち…おまとめローンの審査が通らないときの対処法

また審査落ち…おまとめローンの審査が通らないときの対処法

審査落ちが続いた方必見!おまとめローンの審査を通すための対処法

審査落ちが続いた方必見!おまとめローンの審査を通すための対処法

ローンを一本化したい場合、銀行のおまとめローンを利用するケースが一般的です。しかし、銀行のおまとめローンは審査基準が厳しい傾向にあるため、審査が通らずに落ちてしまうこともあるでしょう。

今回は、おまとめローンの審査落ちをしたときの対処法についてご紹介します。おまとめローンの審査になかなか通過できなくて困っている、という方はぜひ参考にしてください。

そもそも、ローンの審査って厳しいの?

そもそも、ローンの審査って厳しいの?

一般的に、おまとめローンを利用する方のほとんどが、3社以上の金融機関から借り入れを行っています。3社以上から借り入れをしていると、しっかりとした返済計画を立てずにお金を借りていると判断され、簡単には信用してもらえません。ちなみに、おまとめローンの審査でもっとも不利になる可能性が高いのは、借り入れている件数が4社以上の場合です。4社以上ですと、ローンの審査に受かることはほとんどありません。

また、おまとめローンを利用するときは初めての借り入れではないため、借入額が高額になりやすい傾向にあります。このことから金融機関は貸し倒れのリスクが高いと判断し、審査にも時間を掛けて慎重に行います。

このような背景を考えると、おまとめローンの審査が厳しいといわれている理由も納得せざるを得ないでしょう。

では次に、審査の通らない具体的な事例を挙げて、詳しくご説明します。

おまとめローンの審査が通らない主な理由

おまとめローンの審査が通らない主な理由

審査の最大のポイントは、収入が安定しているか否かです。特に、おまとめローンは長期的に返済していくことになるため、利用者が「将来的に安定した収入を得られるかどうか」が重要になります。

収入が安定していることを裏付けるためには、現在の職場にある程度の期間、勤めていなければなりません。その勤務年数は長ければ長いほど良いのですが、最低でも1年以上は必要でしょう。また、転職を繰り返し行っている方は、収入が安定しているとはいえないため、おまとめローンの審査において不利になります。

金融機関は、利用者の返済能力の範囲内でしか融資してくれません。一本化した金額に対して利用者の年収が低すぎると、返済能力不足と判断され審査落ちになるでしょう。そのため、ご自身の収入に見合った金額での借り入れを行うことも大切です。

他社から借り入れた件数を誤魔化している

「他社から借り入れた件数が多いと、審査に受かりにくい」という理由で、その件数を実際より少なく申告してはいけません。たとえ、他社から借り入れた件数を誤魔化しても、審査する側が信用情報機関で調べればすぐに分かってしまいます。

そもそも、おまとめローンの利用を検討しているわけですし、他社からの借り入れがあって当たり前です。借り入れの件数を正直に申告することで、「すべての借金をおまとめローンで借り換えて一本化したい」「もう一度最初から生活を立て直したい」という熱意を、審査担当者に伝えることもできます。

年収を水増しして申告している

年収を水増しして申告している

おまとめローンの利用申し込みのとき、年収欄に現状よりも水増しした金額を記入し申告してしまうケースがあります。「少しぐらいなら水増ししても大丈夫だろう」「こんなに収入が少なかったら審査に通らないかも」という自分勝手な思い込みはやめましょう。

借り入れの希望金額にもよりますが、収入証明書や所得証明、源泉徴収票などの提出を求められた場合、年収を偽ってもすぐにバレますし、審査する側からすると嘘の申告をする方は信用できないため融資は断られます

また、総量規制の対象外である銀行のおまとめローンは、年収による利用の制限もありません。年収を水増しして申告しても、何のトクにもならないので正直に申告しましょう。

少ない借り入れ希望額を申告した

利用申し込みのときの借り入れ希望金額は、少ないほうが審査は通りやすいものです。さらに、一定金額以下であれば所得証明書の提出を求められることもなく、審査もスムーズに終了するでしょう。

とはいえ、他社からの借り入れを一本化するのがおまとめローンの目的ですから、すべての借金を返済できる金額を借り入れ希望金額にしてください。必要以上の金額を借りようとすると、審査に落とされてしまう可能性があります。この際だから借り入れ希望額を誤魔化して、少しでも多めに借りたいとかは考えずに実際に借りられる金額を相談してみましょう。

きちんと返済していけば金融機関から信用されるようになり、次に借りるときに増額が可能になるかもしれません。

勤務先を偽っている

勤務先を偽っている

以前勤めていた会社のほうが有名だからといって、まだその会社に勤めていると嘘の申告をするケースもあります。しかし、勤務先には必ず審査担当者から在籍確認の電話が入るので、勤務先を偽っても簡単にバレます。また、虚偽の申告をすると審査には受からない可能性が高くなるので注意しましょう。

とはいえ、無職ではどの銀行からも融資は難しいため、仕事を探して安定した収入を得られるようになったあとに申し込みを検討してください。

審査が通らないときの対処法

ローン審査に通らなかったときは、なぜ審査が受からなかったのかその理由が分かれば対策が立てやすいのですが、残念ながら申し込みをした金融機関は審査落ちの理由を知らせてはくれません。そのため、どの項目が審査基準を下回ったのか、自分で振り返って原因を探す必要があります。

そこでまずは、おまとめローンの利用申し込みをしたときの入力内容に間違いがなかったか、もう一度確認してみましょう。勤務先や他社の利用状況を申告する際には、必ず細かい数字まで調べて、正しく入力しなければなりません。本人には嘘をついたつもりはなくとも、単なる数字の入力ミスは悪意に取られがちです。

また、おまとめローンの審査では、信用情報と呼ばれる過去の利用状況の記録が重視されます。借り入れている件数が多かったり、年収に対して借入額が大きすぎたりする場合は、審査でも不利になってしまうため注意が必要です。

では次に、5つの具体的な対処法をご紹介します。

もっとも簡単な対処法は?

もっとも簡単な対処法は?

一番簡単な対処法としては、おまとめローンではなく銀行のカードローンを利用して借金をまとめることができないか、の検討です。

一般的に、総量規制の対象外として提供されている銀行のカードローンは、年収の3分の1以上の借り入れができるようになっています。したがって、同じような借り入れができる方法として、通常の銀行のカードローンを利用するという方法があるのです。こうしてある程度の借入枠が確保できれば、銀行のカードローンをおまとめローンの代わりとして、利用することが可能になります。

もう1つの方法は、消費者金融が展開する専用のおまとめローンの利用です。ただし、利用の申し込みのときに必ず「他社の借金をまとめるという目的で利用する」ことを伝えておかなければなりません。

どちらか一方を利用することによって、銀行のおまとめローンの代わりとして対応することができます。しかし、おまとめローンで審査に落とされる方は、収入が不足していることが主な原因です。今のご自身の状況をしっかりと確認してから検討することも重要でしょう。

収入不足への対処法

まず、おまとめローン審査に落ちる場合は、その原因のほとんどが年収不足です。確かに、おまとめを目的として借り入れているのであれば、総量規制の対象外になります。しかし、初回の審査でいきなりまとめたい借金の全額の借り入れをさせてくれるのは、有担保型のローンでない限り現状では難しいでしょう。

銀行カードローンは総量規制対象外ではありますが、最近は金融庁からの指導があり、各銀行で自粛ムードが流れていますので、よほど収入が高い方でなければ審査に通ることは難しいでしょう。もし利用者が複数社からの借り入れしている場合、まず借金の合計額が年収の3分の1を超えているかどうかを確認してみてください。年収の3分の1以下であれば、金利が低いカードローンの増額審査を申し込みましょう。

増額審査に受かれば借り入れの枠を広げてもらい、広がった枠でほかのカードローンの完済をするのと同時に、借入限度額の減額手続きを行います。これを繰り返していくことで、時間は掛かりますが借金の一本化には近づけるでしょう。ぜひ一度試してみてください。

職業が不安定なときはどうすれば良い?

職業が不安定なときはどうすれば良い?

利用者の転職が多くて勤続年数が短い、という理由で審査に落ちる可能性もあります。基本的におまとめローンでは、利用者の年収や職業から十分に返済能力があると金融機関が判断した場合にだけ、複数社からの借金をまとめるために必要な資金を融資してくれる商品なのです。そのため、利用者の現在の職業が学生やアルバイトなどであれば、おまとめローン審査で受かることは非常に難しいでしょう。

このような場合は、利用者がすでに利用しているカードローンから1枚だけ増額審査を行います。広がった枠を使って資金を調達し、1社だけでもカードローンを完済してください。そして完済できたと同時に、借入限度額の減額手続きを繰り返し行いましょう。

ちなみに、もし増額審査に受からないぐらい借入金額が増えてしまっている場合には、今月の支払いを金利分だけに減らすようにします。そしてその浮いた資金で1社だけでも多めに返済して完済を早める、という方法です。

返済履歴に問題があるときは?

おまとめローンの審査で意外と厄介なのが、この返済履歴に問題がある場合です。おまとめローンの審査でも、銀行カードローンや消費者金融の審査と同じように、他社への返済やクレジットカードの分割払いなどが確実に行われているのかを確認しています。特に、利用者が見落としがちな携帯電話の本体料金の分割支払いなども借金とみなされているので、延滞には十分に注意してください。

また、おまとめローンの審査のときに他社のカードローンの滞納などが3回以上あると、審査には受からない可能性が高まります。最低でもおまとめローン審査の6カ月間は、返済に遅れなどがないように気を付けてください。

いろいろと努力してもおまとめローンの審査に落ち続ける場合には、必ずどこかに原因があるはずです。利用している他社のカードローンやクレジットカード、携帯電話の支払いに滞納などがないかを確認してみてください。

信用情報に問題があるときの対処法

信用情報に問題があるときの対処法

事例としては多くありませんが、もし利用者が過去10年間で3カ月以上にわたる滞納を続けてしまい、督促状が何度も届いたことがあると仮定します。このような状態になると、利用者の信用情報に問題があると疑ったほうが良いでしょう。

カードローン会社から督促状が届いている場合、債権が別の債権回収会社に移っている可能性が考えられます。この債権の異動情報があると事故情報(いわゆるブラックリスト)に掲載される恐れがあります。これらの事故情報は、ローンを完済してから5年間は保管されるため、もし心当たりのある場合は信用情報機関に問い合わせし、情報開示を行ったほうが良いでしょう。今はインターネットで簡単に取り寄せが可能です。

過去に事故情報などがあれば、新規の借り入れ審査に通過するのはかなり難しいと考えましょう。そのため、まずは1社に集中的に返済をして、地道に完済を目指していく方法をおすすめします。

おまとめローンは最後の手段

今回は、おまとめローンの審査落ちをしたときの対処法についてご紹介しました。

おまとめローンに無事借り換えることができたら、そのあとの生活をどのように過ごすかが大切なポイントになります。毎月の返済金額が少なくなって少し生活にゆとりができると、多くの方が油断をしてしまいがちです。しかし、おまとめローンはあくまでも最後の手段ということを、しっかりと頭に入れておきましょう。

もし、おまとめローンに借り換えたあとに返済が苦しくなった場合、債務整理しか解決方法はありません。そうならないためにも、おまとめローンで借り入れができたら貯蓄を実践してください。おまとめローンで毎月の返済が楽になったはずなのに生活費が足りない、ということは生活費や固定費にムダがある可能性が高いといえます。

毎月決まった貯蓄をすることで、お金を貯めるクセがつきます。毎月の貯蓄が3,000円や5,000円と少ない金額でも構わないので、確実に蓄えていく習慣を身につけましょう。

船津 正明
船津 正明

CFP/第一級ファイナンシャル・プランニング技能士/証券外務員1種/生命保険・損害保険募集人資格/日商簿記2級/日本FP協会 兵庫支部 運営選任委員/こうべ企業の窓口 イベント企画委員長/認定NPOはんしん高齢者暮らしの相談 正会員

大和証券(株)にて27年間に渡り延べ5,000件以上のお客様の資産運用や相続、事業承継についてのご相談を承る。お客様からのあらゆる相談に応じたいとの思いで独学にて勉強を続けた結果、2010年にCFP資格を取得。しかし、特定の金融機関に所属した立場での相談業務に限界を感じて2014年3月に大和証券(株)を退職する。
同年11月に中立の立場でお客様の思いを大事にする船津正明FP事務所を開設。 独立開業後は年間延べ300件以上に及ぶ個別相談を実践し、相談者のお金に関するお悩みを解決すべく尽力している。

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