クレジットカード番号とは?どこに書いてある?番号を教えても大丈夫?

クレジットカード番号とは?どこに書いてある?番号を教えても大丈夫?

クレジットカード番号

クレジットカード番号と書いてある場所などについて

国内でのクレジットカードの発行枚数は2017年3月末に2億7000万枚を超え、今もなお増え続けています。これは、1家族に2~3枚でも少ないかもしれませんが、それほど多くの方が保有されているといったことになります。

今や、なくてはならない存在のネット通販ですが、このネット通販ではクレジットカードが多く利用されています。

ネット通販で商品を購入する際、クレジットカード払いにした場合、最後にカード番号の入力画面が表示されますが、このカード番号の確認方法や意味についてご存じの方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか。

今回は、クレジットカード番号の確認方法とクレジットカードの番号の管理についてご紹介します。

クレジットカード番号とは?

クレジットカード番号とは?

クレジットカードは成人になれば保有できるというイメージがあるかと思いますが、家族カードとして15歳からつくることが可能です。

ただしこの場合、「15歳以上のお子さまが海外留学や修学旅行などで海外に渡米することを目的としている場合に限る」とされています。

キャッシング機能がつくのは個人カードがつくれる18歳からです。また、一般的には利用額も5~10万円程度と少額になります。

つまり、若い世代から保有することが可能で、初めての利用には注意が必要です。例えば、ゲームサイトから有害サイトへの誘い込みも考えられます。

クレジットカードの番号がどこに書いてあり、利用するときはどこに注意をすれば良いのか、確認しておきましょう。

クレジットカード番号はどこに書いてある?

番号はどこに書いてある

クレジットカード会社によって、桁数に違いはありますが、クレジットカードの表面には通常14桁~16桁のクレジットカード番号、その左下あたりにはローマ字が記載されています。また、百貨店独自の外商カードなどはカタカナ表示も見られるでしょう。

そして、右下あたりには有効期間の月(2桁表示)、年(西暦2桁表示)が表示されています。例えば、「1月は01」「2018年は18」で「01/18」のように表示されるのです。

ちなみに、百貨店独自の外商カードなどは月と年が逆になっている場合もあるので注意しましょう。

また、裏面上部には磁気ストライプが施されています。その下にはサイン欄がありますので、フルネームを漢字でサインしておきましょう

サイン欄の横にはセキュリティーコードが3桁もしくは4桁で表示されています。セキュリティーコードとは、ネットショッピングなどでサイン替わりになる重要な番号です。

この他、クレジットカード会社名やフリーダイヤルなどの問い合わせ番号も確認できます。

クレジットカード番号の構成について

クレジットカード番号の構成について

クレジットカードの番号は下記の通り構成されていますので、一度ご確認ください。

最初の6桁は、国際規格(ISO/IEC 7812)で制定されている銀行識別番号(Bank Identification Number:略称BIN)、もしくは発行者識別番号(Issuer Identifier Number:略称IIN)と呼ばれています。

この6桁でカード会社が認識できる仕組みになっていて、そのカードの業界の識別を表す主要産業識番号(Major industry identifier:略称MII) は、1桁目に表示されています。

以下、番号に対応した主要産業です。

  1. …予備値(ISOサイド)
  2. …航空
  3. …航空(他、将来発生の産業)
  4. …旅行・娯楽・銀行・金融
  5. …銀行・金融
  6. …銀行・金融
  7. …運送(銀行・金融)
  8. …石油(他、将来発生の産業)
  9. …医療・通信・ヘルスケア(他、将来発生の産業)
  10. …国別に割り振り可能(この場合は9に続いて国番号)

7桁目より最後の桁の手前までに記載されているのは口座番号(Account Number)です。

そして、カード番号の最終桁は「チェックデジット」と呼ばれ、クレジットカード番号が正しいかどうかを確認するための検査数字になります。

クレジットカード番号の桁数について

クレジットカード番号の桁数について

次に桁数ですが、国際ブランドによる3大カードは共に桁数がそろっています。

ネームバリューを誇るJCB、 VISA、MasterCardの場合は16桁(4桁-4桁-4桁-4桁)です。また、これらのETCカードなども同じ桁数になります。

他にも旅行系のアメリカン・エキスプレスやダイナースクラブがありますが、下記の通り桁数も別々です。

日本において、アメリカン・エキスプレス社はクレジットカードとトラベラーズチェックで有名ですが、米国ではファイナンシャル・プランニングでも有名です。こうした特有の強みを各カード会社は持っています。

  • American Express 15桁[4桁-6桁-5桁]
  • Diners Club    14桁[4桁-6桁-4桁]
  • 百貨店などの外商のクレジットカード 13桁[3桁-3桁-3桁-5桁]

ネット通販をよく利用される方はご存じかもしれませんが、預金口座番号の入力もしくは口座振替依頼書などの記入は右詰めです。

つまり、001234…など番号の先頭部分に「0」をつけて桁を入力すれば可能な場合もあります。これは、ネット通販などの入力画面では、16桁で対応がされているケースが多いためです。

クレジットカード番号は他人に教えても大丈夫?

不正利用されるケース

たとえ親しい間柄であっても、誰かにクレジットカードの番号について聞かれた場合は、絶対に教えないようにしましょう。むしろ、親しい人にこそ教えてはいけません。

実際に、身内に成りすました犯罪が起こっていることからいえるように、フィッシングなどと同様の注意が必要です。

不正使用されるケース

「通学や通勤途中に財布入れと一緒にカードを落とした」「置き忘れた場合に気づくのが遅かった」といった紛失で、クレジットカードを不正使用されてしまうことがあります。

また、飲食店や電車内でのスリやひったくり、車両荒らしなどにより、不正使用されることもあります。

そのため、暗証番号の管理を徹底したり、カードにサインを記載したりするなどして、クレジットカードの紛失といった事態に備えておきましょう。日本国内に限らず、海外旅行の場合はより注意が必要です。

不正使用対策「セキュリティーコード」の持つ意味は?

不正使用を防止するためには、カード自体の管理だけでなく、クレジットカード番号などの情報管理も重要となります。

先ほど説明した「クレジットカードはどこに書いてある?」の項目でご紹介したセキュリティーコードですが、クレジットカード裏面のサイン欄に表示されているのには意味があります

通常、加盟店で買い物をする場合はサインを求められますが、ネット通販でクレジットカードを使用した際にはサインができません。そのため、セキュリティーコードの入力は、サインに代わる不正使用を抑止する役割を持つことになります。

つまり、スキミングなどでクレジットカード番号が第三者に知られてしまい、かつ電話番号や生年月日などから暗証番号を推察されてしまった場合でも、実際のカード裏面の表示を確認できない限り、第三者には入力できないということです。

しかし、カード自体が自分の手元にない場合は注意が必要です。セキュリティーコードは、実際にカードを保有している本人しか確認できないことになります。また、利用明細などに印字されることもありませんが、クレジットカードを放置することはセキュリティーコードを知られてしまうなどのリスクがあるので避けましょう。

ちなみに3大国際ブランドのクレジットカード会社「VISA」「MASTER」「JCB」でも呼称が少し違います。VISAではCVV2(Card Verification Value)、MASTERではCVC2(Card Validation Code)と呼びます。ただし、日本で1番使用されているJCBはセキュリティーコードで大丈夫です。

クレジットカード番号などのクレジットカード情報を取り扱うときの注意点

クレジットカード情報を取り扱うときの注意点

クレジットカードのカード番号を入力する行為は、契約内容を承認したと見なされます。つまり、ネット通販であってもその加盟店と契約したことになります。その際に、同時に入力を求められる暗証番号やセキュリティーコードなどは、他人に知られないよう管理しましょう。

クレジットカード情報をメールで送付する場合

クレジットカードの情報を電子メールなどで送付することは、セキュリティー上の危険性があるため避けましょう。どうしても相手に教える必要がある場合は、電話やFAXを利用してください。

Webサイトでクレジットカード情報を入力する場合

クレジットカードの番号などの個人情報を入力して送信する際は、利用しているサイトで「SSL(Secure Sockets Layer)」もしくは「TLS(Transport Layer Security)」の暗号化の技術採用の有無を確認しましょう。

暗号化技術を採用しているWebサイトでは、ブラウザーの上部や下部にセキュリティーの安全を表示する鍵マークなどが表示される他、URLが「https://」に変わります

ただし、鍵のマークが表示されないケースでも、暗号化技術に対応している場合があるようです。SSKおよびTLSは、いずれもインターネット上でのデータ暗号化による送受信の仕組み(プロトコル)で、クレジットカードなどの重要な個人情報を暗号化しています。

個人情報の管理は自己責任

複数枚クレジットカードをお持ちの方は、財布に入れていないクレジットカードは鍵のかかる金庫、もしくはせめて机などに保管しましょう。ご自身で「ここなら」という場所もあるでしょうが、それらはすべて自己責任です。

また、容易に推察できる暗証番号は避けましょう。他人が容易に推察できるような生年月日や電話番号、車のナンバーなどにした場合は、クレジットカードを不正使用された際、重過失と見なされないと免責されないケースがあります。

クレジットカードと一緒に免許証や携帯電話を紛失した場合や、車上荒らしにあった場合などあらゆる事態を想定して、日頃のクレジットカードの管理を徹底するようにしましょう。

取引相手(加盟店)側の情報の把握

加盟店側のWebサイトやEメールアドレスなどはプリントをしておきましょう。パソコン機能のスクリーンショットやSnipping Toolなどで保存することも可能です。

トラブルが発生した場合はクレジットカード会社で加盟店解除をできますが、契約解除については、クレジットカード会社は代行しないため、ご自身で手続きする必要があります。

Webサイトのショッピングは、毎月利用する公共料金の支払いと同じで、問い合わせをする際に必要な連絡先や連絡方法は控えておくようにしましょう。

フィッシング(phishing)詐欺に注意

フィッシング詐欺に注意

フィッシングは本物のWebサイトのように見せかけて、詐欺サイトに誘い込もうとしてきます。詐欺サイトへアクセスさせることを目的としたEメールのほとんどが、HTML (エイチティーエムエル)メールです。

HTMLメールには、さまざまな仕掛けが仕込まれていることがあります。受信者の個人情報が盗まれるなど、パソコンへ影響を及ぼす「ワーム/ウイルス」が含まれている危険性もあるのです。また、攻撃されたパソコンだけでなく、さらに他のパソコンにも感染させてしまうことがあります。

HTML 形式のメールを受信した場合は、ウイルス対策ソフトなどを使用して、ウイルスチェックを速やかに行いましょう。

不用意に人前でメモなどしない

「クレジットカードに暗証番号をメモする」「クレジットカードを家族や友人などに預ける」「クレジットカードの情報を他の誰かが見えるところに放置する」。このような状況は論外といっても過言ではありません。

トラブルに巻き込まれてしまっても「自業自得」といえますので、絶対に避けましょう。

クレジットカード番号は正しく管理しよう

近年、インターネットで買い物をすることは日常的となり、多くの方がクレジットカードを使用しています。また、海外旅行の際に、クレジットカードで代金の支払いをしている方も多いのではないでしょうか。

キャッシュレスといった意味では非常に便利ですが、不正使用されてしまう可能性もあります。

クレジットカードを狙った犯罪は日々進化しています。クレジットカードは、慎重かつ正しく管理し、犯罪に巻き込まれないよう対策することが大切です。

木村 正人
木村 正人

ファイナンシャル・プランナ-、CFP®、GLGカウンシルメンバ-
FP1-オフイス21 代表(http://fp1-office21.com/)

ライフプラン&マネ-に関するコンサルティングから金融・財務など法人まで、コンサルティングを行う。全国信用組合月刊誌、みずほリサーチ&コンサルティング専門書、そのほか「一般・経営者」向けコラムなど原稿執筆実績あり。

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